【マッドマックス フュリオサ】小島秀夫はマッドマックスに思い入れ強すぎて、完全に信者視点になってるからあまり参考にならない

小島秀夫
「マッドマックス:フュリオサ」をIMAXで観た。3回目。パンフレット、3冊購入。オクトボス(MGSのような名前)とのチェイス・シーン。何度観ても唸る。後方、前方、トラック底部、上空、トラック上への移動と攻撃のリズム、その演出とカメラ。アクション繋ぎの“のりしろ”がちゃんとしているから、位置関係が入れ替わってもわかりやすい。同時複数台撮影で、後の編集だけでは、こういう繋ぎにはならない。全てが計算され、プリビズで精緻に検討され、スタントとVFXで実現した奇跡のアクションだ。もはや、これはアクション・アート。チェイスの導入の見せ方もうまい。黒蛸派のサイドカーが横切り、そこでスケート靴をチラ見せ。その後、後方から移動カメラのワンカットにフレームイン。スケート靴のギミックがわかり、パラシュートが開いて浮上。向こう側のパラシュート蛸も遅れて浮上、そのままカメラも一緒に上昇、トラック上空を回転(パラシュートも入れ替わり)しながら、ウォーボーイとの攻防に繋ぐ。こんな複雑な移動ワンショット、ジョージ神にしか撮れない。ここはため息が出る。後、1回はIMAXではなく、シネスコサイズで観て、次に日本語吹替版を観る。

静かなシーンはホラー映画のような緊張感演出してるように思えたけど狙ってやったのかな？